目の紫外線対策、してますか?
浜松・磐田のメガネ・補聴器の天竜堂浜北本店です。
これからますます日差しが強くなる季節、目の紫外線対策はしていますか?
肌の紫外線対策はしてるけど、目の紫外線対策までは意識していないという方も多いのではないでしょうか。
実は、目から入った紫外線は目と体に様々な影響を与えます。
※目への影響
海水浴場やスキー場など紫外線の強い場所で紫外線を浴びて角膜が傷つく「急性角膜炎」。
主な症状は、目の充血、目がゴロゴロする、涙が出る、目が痛くて開けられない、まぶしい、目がかすむ、見えにくいなどです。大部分は24~48時間で自然治癒します。
50代以上の多くの方がかかる「白内障」も紫外線によって、発症・進行します。
本来は透明である水晶体が濁る病気です。水晶体が濁ると網膜まで光が届かなくなり、目がかすむ、細かい文字が見えにくい、光をまぶしく感じるなどの症状が現われ、徐々に視力が低下していきます。進行すると失明に至ることもあります。スポーツ選手や外で働く職業の方は、通常より早く発症するというデータがあります。
日本人の失明の原因1位の「加齢黄斑変性症」も原因の一つが紫外線です。
網膜の中心にある黄斑部に異常が生じる病気です。初期は物の中心部が暗く見えたり、歪んで見えたりします。病気の進行に伴って見えにくい範囲が徐々に広がり視力が低下します。網膜まで到達する紫外線はわずかですが、長年、紫外線にさらされていると加齢黄斑変性につながる可能性があります。
※体への影響
目から入った紫外線は「自律神経」と「筋肉」の両方に影響を与え、精神的疲労と肉体的疲労の「W疲労」を起こします。また、目から紫外線により肌のメラニン色素が刺激され肌の日焼けが促進されることが分かってきています。
目の奥にある網膜は脳の一部なので、眼から入った紫外線は直接脳に紫外線を浴びたことと同じになります。それにより自律神経や筋肉に影響を与えます。
このように紫外線を目から浴びることによって、目や体に短期的にも長期的にも様々な影響が現れてくる可能性があります。
サングラスはちょっとと言う方でも、透明のレンズで紫外線はカット出来ます。
是非日頃から紫外線対策としてメガネを取り入れていきませんか?
TT
(画像は天竜堂浜北本店)