夜の運転時に感じるまぶしさ！カラーレンズで軽減できるか…

2024.08.15メガネ

こんにちは！

浜松市と磐田市のメガネの専門店天竜堂です。

今回は国家資格である「一級眼鏡作製技能士」の齋田がカラーレンズで夜間運転時のまぶしさの軽減効果や、雨の日の見にくさを改善できるかを検証してみました。検証した道路は天竜堂磐田店がある磐田市から袋井市、掛川市、島田市、藤枝市区間の国道一号線の登りです。道路の特徴として、磐田市から袋井市区間は平坦な道路で対向車が多く、路面店が多いです。掛川市からは山間部などになり店や住宅も少なく、対向車やトンネル以外は照明が少ない区間です。この内容は個人の主観による検証であるため、詳細は店頭で実際に試していただき効果を検証してください。紹介したレンズ以外でも夜間運転としてご紹介可能なレンズがございます。是非、店頭でご確認ください。

なぜ夜間や雨の日の運転にカラーレンズが必要なのか？

対向車のヘッドライトの眩しさを軽減: 夜間は対向車のヘッドライトが眩しく、視界を妨げる場合があります。
コントラストを向上: 特に雨天時や霧などの悪天候時には、コントラストが低下し、視界が悪くなります。カラーレンズの効果としてコントラストを向上させ、視界をクリアにします。

夜間運転におすすめのカラー

夜間運転におすすめなレンズカラーは、イエロー系やオレンジ系です。イエロー系やオレンジ系カラーレンズは、青色の光をカットし、コントラストを向上させる効果があります。日中は薄いカラーのサングラスのようにもなります。

検証したレンズは3種類です。下記は度付きでも対応しているレンズで、夜間運転に適合しているカラーとなります。濃度によっては夜間運転に不適合のカラーがあります。

クリアレンズ（通常のメガネレンズ）
HOYA
東海光学

・HOYA

カラー：キャリアカラー　MSSY（黄色系）濃度25

・東海光学

カラー：ファインカラー　ファインブラウン（茶色系）濃度20

今回ご紹介するレンズカラーの特徴は、通常のファッショカラーレンズよりもチラつきの原因となる短波長（青色光：ブルーライト）をカットし、まぶしさを軽減する効果があります。また、コントラストをアップする効果もあります。

検証

磐田～袋井区間

この区間は交通量が多く、路面店も多いためLEDの照明数が多くクリアレンズではやはりまぶしさを感じやすかったです。また、対向車の車高が高い車ほど視線高さにLEDなどのライトの照明が近づくためよりまぶしさを感じました。雨の日の運転時は照明が多いため見やすさはありました。キャリアカラーやファインカラーのメガネの装用時は路面店等のまぶしさは軽減できました。対向車の照明も軽減できましたが、車高の高さ次第では視線の高さに近づくと多少は軽減でましたが、まぶしさを感じました。走行中の路面店や対向車、路面の見え方はキャリアカラーやファインカラーのコントラスト効果で輪郭を見やすく感じました。

袋井～藤枝区間

袋井から掛川、島田、藤枝区間は山間部等なので路面店等の照明は少ないです。そのため対向車の照明がよりまぶしさく感じました。また、斜面の勾配次第では対向車の照明が視線の高さに合う機会が多いためクリアレンズではまぶしさを何度も感じました。キャリアカラーやファインカラー使用時はまぶしさを軽減でき、走行中の路面の状態や前方を走る車の輪郭もコントラスト効果でより見やすさを感じました。雨の日の運転時も同様の効果を感じました。

結果

夜の運転時や雨の日に今回のレンズはおすすめしたいレンズです。また、日常的にも使用できる程度のカラーなので、常用メガネとしてもおすすめできます。レンズカラーの特徴ですが、慣れるまでは見ているものが黄色見や茶色見を感じました。日中には薄めカラーのサングラスのようにもなります。今回の内容は個人的な検証結果です。ぜひ天竜堂へご来店いただきお試しできるレンズがありますので、効果を検証してみてください。

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眼鏡作製技能士とは？

眼鏡作製技能士は、お客様一人ひとりの見え方やライフスタイルに合わせた最適なメガネを作るための国家資格です。視力測定はもちろん、レンズ選び、フレーム調整、フィッティングまで、メガネの作製に関する全ての工程を熟知しています。

国が認めた、メガネお仕立てのプロフェッショナル
眼鏡作製技能士は「メガネお仕立て」の国家検定資格です。世界の40か国以上の国々では、メガネのお仕立てに資格制度が導入されています。ところがこれまで日本では、資格が無くても誰でもメガネのお仕立てができる状況でした。ついに日本でも「生活者の眼の健康のため」に難関試験を突破したメガネお仕立てのプロフェッショナルが誕生いたしました。