TALEX(タレックス)の偏光レンズを実際に使用してみた感想!!【その1】
こんにちは!
静岡県浜松市と磐田市にあるメガネ、レンズ専門店の天竜堂の齋田(一級眼鏡作製技能士)です。
今回は当社でお客様から長年支持をいただいているレンズのTALEX(タレックス)についてです。実際に釣りで使用いただいた一人のお客様にアンケートをしてみました。より専門性に特化した内容です。今回の内容は個人の感想です。本来の使用環境に合わない条件下でもあえて使用感を比べていただいてご意見をいただきました。釣りの仕方や環境、天気、見え方の好みなどでレンズに対するご意見が変わります。購入の参考になればと思います。
【今までの偏光サングラス】
20年前に購入した偏光サングラスでメーカー等不明
レンズカラーはブラウン系の偏光レンズ
【購入理由】
・釣り雑誌で良く紹介されていた
・有名なアングラーが良く使っていた
・懇意にしていた釣具屋さんに相談してオススメされた
・見た目がカッコよかった
【良かった点】
見た目が良かったのと、眼を囲うようなフレームのおかげで光が入りづらく水面に集中できて水面の反射もしっかり押さえてくれるので釣りに使う偏光サングラスとしてはとても良い偏光サングラスでした
【不満な点】
レンズに歪みがあるからなのか運転などはしづらかったり
階段などの段差、テトラなどの距離感を間違えやすく危険なので
完全に釣り用でしか使えなかった事でした。
【今回比べてみたTALEXレンズ(TALEX)】
- イーズグリーン ハードマルチコート
- トゥルービュースポーツ ハードマルチコート
- トゥルービューフォーカス ハードマルチコート
【実際の仕様いただいた時の評価】
使用環境時間帯(海や曇り、実際に使用いただいた場所の情報など)
- エリアトラウト(管理釣り場/長野県の平谷湖フィッシングエリア)での使用
- エリアトラウトにおいての偏光レンズに求める事
魚がルアーを咥えた瞬間、細いライン(釣糸)に出るわずかな動きをどれだけ見やすくできるかです。エリアトラウトは魚のアタリ(魚がルアーを咥えてた時に出る反応)が手元にきてから合わせる(竿をあおって魚の口に針を掛ける)では間に合わないので魚がルアーを咥えた瞬間に出るわずかな細いライン(釣糸)の動きで魚のアタリ(魚が針を咥えた時に出る反応)を取って魚を掛けます(針を魚の口にさします)。
- 天気ごとの偏光レンズの見え方の違い
①晴れ
◆イーズグリーン
0.2号の細いラインを凝視して釣りをするため、ある程度の明るさが必要です。偏光レンズの中でも明るく見やすいイーズグリーンは細いラインの変化を見るには向いていました。今回のエリアトラウトには一番見やすいレンズでした。
◆トゥルービュースポーツ
太陽の位置次第ではありますが、日中の照り返しが強くなる時間帯では少し視界を暗くすることで、ラインが見やすい時もありました。トゥルービュースポーツは日中のまぶしい時には細いラインを見るのに向いていました。
◆トゥルービューフォーカス
日中のまぶしい光を遮るという面ではよいとは思いますが、かなり効果がありましたが、今回のエリアトラウトで0.2号という細いラインを見分けることが重要なため、視界が暗くなりすぎてしまい細いラインを見ることが難しかったです。
②曇り
◆イーズグリーン
◆トゥルービュースポーツ
◆トゥルービューフォーカス
晴れの環境と今回のエリアトラウトでは特に違いがありませんでした。
③雨
◆イーズグリーン
◆トゥルービュースポーツ
◆トゥルービューフォーカス
今回の釣りでは雨が降りませんでした。
【まとめ】
今回は新たに購入したTALEXのレンズのカラーの釣り糸の見え方についてまとめてみました。今回の使用環境には個人的にはイーズグリーンが見やすかったです。ただ、エリアトラウトでは天候だけではなく前方にある景観や、水質(水の色)によっても左右されます。状況によってレンズカラーを変えることで見え方をサポートしてくれると思いました。
【補足】
・景観について
たとえば池の前方に森があり、水面にその木々が写り込んでいる場合はもれなく水面は暗くなり、私が好んで使っているオレンジ色のライン(釣糸)はかなり見やすくなります。
逆に前方に白っぽい建物があった場合、水面には白い建物が写り込むのでもれなく水面は明るくなり(釣糸)は見づらくなります。
・水質について
水が暗めの色で濁っていれば水の上にあるライン(釣糸)は視認しやすくなりますが透明な水質の場合は水底の色によって左右されます。黒い水底なら黒く見えるから視認性は上がりますが、近年人気のプールフィッシング(屋外プールを冬期間中にニジマスを泳がせて管理釣り場として使用する)などでは水面が白いことが多いので見づらくなります。
平谷湖フィッシングスポットについて
引用元:https://hirayako.com/index.php
長野県 平谷湖釣り場情報
平谷湖フィッシングスポットとは
平谷湖フィッシングスポットは、 南信州の 豊かな自然に囲まれた標高約1,000mの爽やかな高原にあります。 ルアー、フライ、テンカラが楽しめる全国有数規模のトラウトの管理釣り場で、各地から釣り人が遊びに来てくれます。
また、エサ釣りエリアでは小さなお子さまから大人の方まで手軽にトラウトフィッシングを体験でき、釣った魚は塩焼きで食べることもできます。
名古屋からは猿投グリーンロードを経由し1時間30分と交通の便もよいので、ドライブの際にはぜひお立ち寄りください!
10種類のトラウト
ニジマス、ヤマメ、イワナ、ブラウントラウト、ブルックトラウト、コーホーサーモン、ロックトラウト、サクラマス、アルビノ、イトウの10種類のトラウトがターゲットです。
大物志向のエキスパートアングラーには、1m近い大型のイトウをはじめとする各種大型サイズを、数釣りを追求する方へは小型のニジマスを数多く放流していて、タイプ別の5つのエリアで楽しむことができます。
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眼鏡作製技能士とは?
眼鏡作製技能士は、お客様一人ひとりの見え方やライフスタイルに合わせた最適なメガネを作るための国家資格です。視力測定はもちろん、レンズ選び、フレーム調整、フィッティングまで、メガネの作製に関する全ての工程を熟知しています。
国が認めた、メガネお仕立てのプロフェッショナル
眼鏡作製技能士は「メガネお仕立て」の国家検定資格です。世界の40か国以上の国々では、メガネのお仕立てに資格制度が導入されています。ところがこれまで日本では、資格が無くても誰でもメガネのお仕立てができる状況でした。ついに日本でも「生活者の眼の健康のため」に難関試験を突破したメガネお仕立てのプロフェッショナルが誕生いたしました。
日本初のメガネ仕立て専門資格
眼鏡作製技能士は厳しい国家検定を通過した日本初「メガネお仕立て」の資格です。眼鏡作製技能士は、職業能力開発促進法 第47条 第1項の規定に基づき、技能検定職種のひとつとして、令和3年8月13日に(公社)日本眼鏡技術者協会に厚生労働大臣から認可された国家検定資格です。
YS