天竜堂

2024.09.19メガネ

TALEX(タレックス)の偏光レンズを実際に使用してみた感想!!【その2】

こんにちは!

静岡県浜松市と磐田市にあるメガネ、レンズ専門店の天竜堂の齋田(一級眼鏡作製技能士)です。

今回は当社でお客様から長年支持をいただいているレンズのTALEX(タレックス)についてです。実際に釣りで使用いただいた一人のお客様にアンケートをしてみました。より専門性に特化した内容です。今回の内容は個人の感想です。本来の使用環境に合わない条件下でもあえて使用感を比べていただいてご意見をいただきました。釣りの仕方や環境、天気、見え方の好みなどでレンズに対するご意見が変わります。購入の参考になればと思います。

【今までの偏光サングラス】

20年前に購入した偏光サングラスでメーカー等不明

【購入理由】

・釣り雑誌で良く紹介されていた

・有名なアングラーが良く使っていた

・懇意にしていた釣具屋さんに相談してオススメされた

・見た目がカッコよかった

【良かった点】

見た目が良かったのと、眼を囲うようなフレームのおかげで光が入りづらく水面に集中できて水面の反射もしっかり押さえてくれるので釣りに使う偏光サングラスとしてはとても良い偏光サングラスでした

【不満な点】

レンズに歪みがあるからなのか運転などはしづらかったり

階段などの段差、テトラなどの距離感を間違えやすく危険なので

完全に釣り用でしか使えなかった事でした。

【今回比べてみたTALEXレンズ(TALEX)】

  • イーズグリーン ハードマルチコート
  • トゥルービュースポーツ ハードマルチコート
  • トゥルービューフォーカス ハードマルチコート

【実際の仕様いただいた時の評価】

使用環境時間帯(海や曇り、実際に使用いただいた場所の情報など)

  • 海での使用

サーフ(三重県の鈴鹿あたりの砂浜)での使用

  • ソルトウオーターフィッシングにおいての偏光レンズに求める事

より遠くの水面をどれだけ見やすくするかです。

ソルトウオーターフィッシングはより遠くの水面でも見やすくすることで、ナブラ(肉食魚の群れがイワシなどの小魚の群れを食べる時に水面がバシャバシャなること)が遠くにいても見極めに繋がります

また、サーフのソルトウオーターフィッシングは膝ぐらいの高さのまで海の中へ立ちこんで釣りをする事があります。そのためエイを踏んでしまうと刺されてしまうので水の中が良く見えるという点も重要視しています。

①晴れ

◆イーズグリーン

朝マズメ(早朝)や夕マズメ(夕方)は光量が少ないのでイーズグリーンのように視界を明るくしてくれる偏光サングラスが使いやすかったです

◆トゥルービュースポーツ

太陽の位置次第ではありますが照り返しが強くなる時間帯ではひたすら遠くを見ていても目が疲れてくるので少し視界を暗くしてくれるトゥルービュースポーツが使いやすかったです。

◆トゥルービューフォーカス 

日中のまぶしい光を遮るという面ではかなり効果的でした。ただし、まぶしさを減らす効果が高い分、水中が見づらかったです。

【まとめ】

魚が餌を捕食するタイミングは早朝や夕方が多いので、その時間天候に合わせたレンズを選択して釣りをすることで見え方の改善と目の疲れを軽減できると思いました。今回の海での見る範囲は非常に広いたく、餌を捕食している魚をどう見極めるかがポイントとなる釣りです。レンズのカラーによっては得意不得意があるように思いました。

眼鏡作製技能士とは?

眼鏡作製技能士は、お客様一人ひとりの見え方やライフスタイルに合わせた最適なメガネを作るための国家資格です。視力測定はもちろん、レンズ選び、フレーム調整、フィッティングまで、メガネの作製に関する全ての工程を熟知しています。

国が認めた、メガネお仕立てのプロフェッショナル
眼鏡作製技能士は「メガネお仕立て」の国家検定資格です。世界の40か国以上の国々では、メガネのお仕立てに資格制度が導入されています。ところがこれまで日本では、資格が無くても誰でもメガネのお仕立てができる状況でした。ついに日本でも「生活者の眼の健康のため」に難関試験を突破したメガネお仕立てのプロフェッショナルが誕生いたしました。

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日本初のメガネ仕立て専門資格

眼鏡作製技能士は厳しい国家検定を通過した日本初「メガネお仕立て」の資格です。眼鏡作製技能士は、職業能力開発促進法 第47条 第1項の規定に基づき、技能検定職種のひとつとして、令和3年8月13日に(公社)日本眼鏡技術者協会に厚生労働大臣から認可された国家検定資格です。

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